ごんぎつねの石像を見て、自分の間違いに気がつきました。

教科書に出てくる童話として、おなじみの「ごんぎつね」。作者の新見南吉が通っていた半田市の小学校へ行ってみたのですが、校庭の片隅に、ごんと兵十の石造がひっそり立っていました。観光スポットではないので、見物している人は一人もいません。あくまでも小学校の記念碑という感じで、素朴な味わいのある石像です。でもそれを見て、驚いたことがあるのです。それは兵十の雰囲気。ひとことで言うと、昔話にでてくるおじいさんなのです。あれ、兵十ってこんなにお年寄りだったのかしら。自分は青年だと思っていました。家に帰って、絵本を開いてみました。独身で母親と同居、そしてその母親が亡くなって本当にひとりぼっち。兵十の置かれた状況はよくわかりましたが、年齢はどこにも書かれていません。兵十が青年というのは、自分が勝手にそう思い込んでいただけの話なのでした。なるほどね、たしかに母親が長生きだったら、兵十は初老ですよね。そうなると、あの話はもっと悲しくなりますね。うーん、ちょっとかわいそうすぎませんか。http://www.fonfix.co/